建築・インテリアの
デザイン性を高める、
スペインの塗り文化。
古来よりヨーロッパの塗り壁に使われてきた西洋漆喰。中でもスペイン産は、地中海エリアの強い日差しや潮風にも耐えるその確かな品質と、多種多様な製品バリエーションで別格とされ、ヨーロッパの人々に広く愛用されてきました。
また、「サグラダ・ファミリア」を設計したアントニ・ガウディをはじめ、偉大な建築家や芸術家を数多く輩出しているスペイン。世界遺産の登録数はイタリアに次いで世界2位です。ガウディは廃棄される破砕タイルやガラスを再利用した独創的な建築物も創り上げており、現在の環境意識に通じるサスティナブルな精神と、風土に根ざした自然素材、そして洗練されたデザイン性が、スペインの建築やインテリアデザインに通じる特徴でもあります。今、世界中で注目を集めるインテリアブランドの多くがスペイン発であることも、時代に求められている証となっています。
What’s
cement design?
セメントデザインは、
スペイン発の塗材ブランドです。
2005年創業。建築インテリアのデザインと施工を行う専門家チームによる建築会社としてスタート。中でも左官工事を得意とし、あらゆる塗材に精通している強みから、2008年にcement designを立ち上げる。
塗材として最も優れていたセメント塗料に特化し、世界中のホテルのリノベーションプロジェクトに数多く携わり、世界的なブランドへと成長。その後もデザインと施工の現場、その両方を知る会社の強みを生かし、塗材の改良を繰り返しながらあらゆるマーケットに適合するよう、多彩な製品を次々と開発。
現在は世界60カ国で展開し、8つのコレクションから30種類の異なるセメント塗料を製造している。その多くにリサイクル材が使用され、ガラス・木・布・石灰・泥・天然の添加物など、常に環境課題に向けた素材を選択。セメントの持つ独特なテクスチャーと柔らかな風合いで、流行に敏感な建築デザイナーたちから高い支持を得ている。